ニュースレター
関西大学 第三学舎
最近の取り組み・お知らせ
研究成果やゼミ活動などについて最新情報をお伝えします。
2022/4/24「公会計情報を活用した財政健全性の測定:健全化判断比率との比較から」
横田慎一氏・保木本薫氏との共著論文が『公共経営とアカウンタビリティ』(政府会計学会)に掲載されました!統一的な基準による公会計情報を用いて全国中核市の財務指標を概観し、吹田市と近隣中核市を比較して従来の健全化判断比率では把握できない財政的リスクを検討しました。
2022/3/26 政府会計学会西日本部会研究会「公共サービス改革の新潮流」
政府会計学会(JAGA)第25回西日本部会研究会において、PFS・社会的インパクト評価研究グループの研究活動について報告しました。
2021/12/15 「寄付者は財務情報のどこを視るか―公益法人会計基準・公益認定への示唆」
全国公益法人協会が刊行する『公益・一般法人』に小論「寄付者は財務情報のどこを視るか―公益法人会計基準・公益認定への示唆」が掲載されました。NPO法人の寄付者に実施したアンケート結果を用いて、非営利組織の寄付者が求める財務情報と公益法人制度との関係性を考察しました。
2021/10/21 「協働コーディネートを学ぶ」セミナー
NPO・ボランティアサロンぐんまのご依頼でフルコスト回収のための積算基準についてお話させて頂きました。2007年に愛知県が公表した積算に関する提言書などを取り上げましたが、当時の議論をさらに発展させて業務内容に応じた人件費確保や、過当競争に陥らない仕組みなどを改めて研究する必要性を感じました。
2021/9/18 大川裕介氏「2020年度国際公会計学会学会賞」受賞
商学研究科博士課程後期課程3年生の大川裕介さんの論文「資金収支情報の活動別区分による地方自治体の財政規律向上の可能性」が国際公会計学会学会賞(論文部門)を受賞しました。
活動別区分を設けた予算資金収支計算書を作成し、自治体の実務担当者と双方向のディスカッションを行うアクション・リサーチに取り組んでおり、実践性と現行制度とを接合する研究となっています。